- 2020.09.11 UP !
父からの愛情と母からの愛情、それは虐待を覆い隠す詭弁かもしれないですよ。
父から性的虐待を受けて育った、活動家、遠山公子さんのページです。
「娘がかわいいから、じっと見てしまう」「息子がかわいすぎて、甘えた声で擦り寄ってしまう」
我が子に性的な情を向ける大人たちの言い訳が、上記の言葉です。これらは、ほんの一例であり、子どもたちが少しでも「やだな」「なんかへんだなうちの親」と思えば、立派な虐待です。遠山さんも記事の中で、切々とおっしゃられています。
私自身も、性的な嫌がらせを実父から受けてきました(今は絶縁しています)。高校生になったあたり、苛烈さを増しました。
父は、私を、じーーっと凝視してくるのです。私の胸や鎖骨や背中を。ものすごく、不快でじっとりした視線を四六時中浴びていました。学校の先生や、祖母など、家裁調査官、あらゆる大人に相談しましたが、『自意識過剰』『思春期だから』の言葉でいつも片付けられていました。大人は、自分の言葉に責任を取りたがらないので、そういう回答になったんでしょうけど、当人からすれば、たまったものじゃありません。
また、私の実父は、性的なスラングや用語を頻繁に、日常的に発する人でしたが、私が少しでも性的なコンテンツに興味を抱くと、鬼の首を獲ったと言わんばかりに、私を『変態』扱いして、『色情狂』呼ばわりしました。
髪を伸ばしたくても、『早く切りに行け』と怒鳴られ、肩まで伸ばしていた髪を半泣きで切りに行ったり、母に買ってもらったトップスを着ていると、じっと私の胸元を凝視しながら、『それぇ、誰に買ってもらった服や、見たことないで』とにやつきながら、料理をしている私の背中にぴったりくっついて言う必要があるのでしょうか。トプスが、たまたま、身体に密着する形だったので、私の身体を観察したくて仕方なかったようです。
「それ、誰に買ってもらった服?」なんて、わざわざ、背中に背後霊みたいに立って目をギラギラさせながら言うセリフではないですし、もっと気楽な感じで尋ねますよね。要は、無意味な科白は、私を視姦するための、大義名分です。
下品な話で申し訳ありません。
しかし、父の異常なコントロールの名残がまだ私の精神に根付いており、本来は素晴らしい愛を確かめ愛を育むはずの性行為のたびに、罪悪感を感じ、父のにやけた顔とせりふが頭にちらつきます。
――こいつは、ヤりまくりの下品な女や。
今年の12月で27歳になる私は、まともに、愛を確かめる行為すら純粋にできないのです。自分がとんでもない変態に思え、父の幻影を見ます。もはや、普通の性行為、セックスが、わからないのです。
ここまでざっくばらんに打ち明けるのは、私が、生半可な覚悟で、他人の子どもの家庭問題に切り込むつもりは毛頭ないことを、証明するためです。
問題を解決するのに、『きれいごと』は一切、いりません。
詭弁やまやかしは、どうでもいいのです。
私はまだ、安全圏にはいません。安全圏から、大人が『私に相談してね、信じて!』なんて言っても、信じないでしょう。過去の話を打ち明けることで、安全圏にいないことを証明します。恥ずかしくはありません。
なお、私は結婚しておりますし、姓を変えておりますので、今名乗っている『河島』姓は、上記の醜いエピソードと全く関係ありません。
河島は、汚れていません。とても素敵な家系ですし、河島家の一員になれた私は誇らしいし、大人としての自覚をもって自分を厳しく律しています。ですから、言葉に、言動に、責任を持っているのです。
ラインIDは、keymomokadvokat です。河島桃花です。相談完全無料です。相談でも愚痴でも雑談でも、お待ちしています。また、小説も執筆しております。本名で検索してもらうと、出てくるはずです。青少年、マイノリティに寄り添う物語を日々、綴っています。ありがとうございました。

初めまして。この度、非行少年・少女のカウンセラーを担当させて頂く河島桃花(かわしまももか)と申します。 かつて私は、18歳の冬に、非行少年として家庭裁判所で少年審判を受けた過去があります。(現在は26歳です) 世間の大半の大人は、やむを得ず非行に走ってしまったあなたの『悪い部分』しか見ていないかもしれませんが、非行に走ってしまったあなたたちは、少し不器用なだけだと私は思います。私は今、非行や犯罪をテーマにしたキャラ文芸もwebで執筆しています。居場所のない青少年たちのために、何か“良いヒント”を掴んで欲しいと思いつつ。
語学と音楽と小説と、とにかく書くことが大好きです。よろしくお願いいたします!