- 2021.02.10 UP !
河島です! イラスト描きました。
昨日、急にイラストが描きたくなったので、私の小説の登場人物を描いてみました。
まだ下描きなのですが、大きなお姉さんは弁護士ヤシロですね。非行少女を救う(?)ことになったデキる女の理想形でして、ヤシロの手のひらに乗せられてタバコ吹かしてるのはアソシエイトの高橋くんです(*´▽`*)
まぁ、上司と部下みたいな関係です。タカハシくんは仕事あんまりやらないけど、根はまっすぐで、弁護士の仕事よりも副業でやってるイラストレーターの仕事の方を気に入っています。
……という設定です(*’▽’)
子どもシェルターにいる子たちの中で、イラストとか小説とか音楽とか、そういう道を考えている子がいたら力になりたいですね。
イラストは下手で、小説もまだまだ頑張らなきゃいけない穴を埋めないといけないレベルですが、クリエイターとしては真剣なので、そういう道を目指す子とは一緒に、創作で食べていける道を探していきたい。
私は敢えて、自分の小説は商業から外れて執筆していますけど、売れるコンテンツの法則はそれなりに知っていますので、クリエイティブ分野ならお手伝いできます。
シェルターの子どもたちの将来の展望を、現実的な範囲で広げてあげたい。これは常に思っています。
はっきり申し上げますと、好きでもないことでお金を稼ぐのって、相当きついです。
経験があるからわかります。私、河島は、20代前半は、旅館や工場で働いてきました。人間関係の構築以前に、“なんでわたし、こんなことしてるんだろう、本当は小説書きたいんじゃないの? あぁ、小説書きてぇな……”ってずっと悶々としていました。
旅館も工場も、最初は、全力で頑張っていました。こう見えて私は真面目です。
なので、一生懸命でした。
けど、真面目で一生懸命なだけじゃ、組織の中ではうまくやれないです。
一種の、狡さが必要になります。
“狡さ”とは?
・空気を上手に読み、
・自然な範囲で媚びを売り、
・かわいがられるキャラクターを、はじめっから演じる、
そうすると、仕事でミスしても仕事が対してできなくとも、笑って許してもらえます……(私は反対に八つ当たりされまくってました。)
この子は怒れないな、という空気を生み出せば、もう先輩にも社員にもめったに怒られません。
私は、どうしても狡くなれませんでした。
どうして、ほんとはやりたくない仕事なのに、自分を売るような真似をするの?
内心そう思いながらも、あくまで仕事は真面目に取り組んでいましたし、先輩や社員さんには嫌味を言われても、かなり下手に出ていましたが、それが凶と出たのか、どんどん八つ当たりをされるようになり、いじめまがいのこともされました。旅館では、寮暮らしだったので、交代制で掃除をやんなきゃいけなかったのですが、掃除当番を二週連続で、無言で押し付けられたり・・(;´Д`)
これからの時代は、自分の好きなことで食べていける可能性が広がっています。
ユーチューブを見ていると、有名人じゃない方がピアノを演奏したり動画を作って投稿しています。
アマチュアとプロの境目が段々、よい意味で、あいまいになってきているのです。
一人一人が、個性を持って自我をしっかり持たないと、生き甲斐があやふやになっちゃいます。
一億総クリエイター&一億総個人発信の時代が到来してます。
小説家、ミュージシャン、役者、とにかく、目指している間は敬遠されがちな職業ですけれど、もうその時代も終わりに近づいていますから、堂々と、就きたい職業、やりたいことを目指しましょう。恥じる必要も、後ろめたく思う必要もありません。

初めまして。この度、非行少年・少女のカウンセラーを担当させて頂く河島桃花(かわしまももか)と申します。 かつて私は、18歳の冬に、非行少年として家庭裁判所で少年審判を受けた過去があります。(現在は27歳です) 世間の大半の大人は、やむを得ず非行に走ってしまったあなたの『悪い部分』しか見ていないかもしれませんが、非行に走ってしまったあなたたちは、少し不器用なだけだと私は思います。こちらでの活動と並行して、フリーランス作家としても活動するほこら、“10代”と対峙する子どもたちを主人公にした物語も執筆しています。
語学と音楽と小説執筆が大好きです。よろしくお願いします!