- 2020.09.23 UP !
“大人の言うことを聞け”って曲があるんですけど……(河島です)
リンク先はYoutubeです。タイトルから抱く先入観に惑わされず、30秒だけでも聴いてみてほしい。
私、河島桃花は、昔っからどうしても、思い立ったら即行動&誰にも特に相談しない性格です。だから、若い時も、26の今もよく失敗してます。20代前半までは失敗が特にひどかったですね。クルマなくなったりとかね、いろいろ騙されて10万(バイト代2か月分w)吹っ飛んだりね……。
アクトを起こす前に、なんで誰にも相談しないかっていうと、①反対されるのが癪、②頑固者だからだと思います。私の両親は、責任を回避したがる保守派の人たちだったので、私が未成年の頃、何か行動してみようとする前に問答無用で反対されていました。だから、20歳になって、その反動が出て、もうオトナなんだから好き勝手やってやる!と、とにかく思いつくままに、いろんな行動を起こしました。いかがわしい水商売に手出したり、金もないのに22歳で新車をイキナリ買ったり、法律のこと知らないのに、信じる主張を押し通したくって、代理人も立てずにたった一人で法人に歯向かっていったり……。
相談する人がいなかったのもあるけど、もしいたとしても、当時は相談なんかしなかったでしょう。
父と母が、そういう人だったので、その考えを私も受け継いでいました。結果、父と母は、事実上、破滅に追い込まれました。
頼れる誰かに相談する、悩みを打ち明けることは、決して恥ずかしくもないし、情けなくもないです。
むしろ、いろんな人から、沢山のアドヴァイスをもらって、自分で取捨選択し、自分で責任もって行動できるようになってほしいですね!
もし外野が何かヤジを飛ばしてきても、放っておけばいいのです。彼らは、標的にしている弱き人間を、たった一人にし、たった一人で問題を抱え込ませ、破滅に導き、奪い取った利益を享受したいから、「〇〇は関係ないでしょ」とか「相談するなんて子ども~」「その年になって、自分で考えられないの?」などの文言を作為的に用い、羞恥心を煽って、誰かに相談する手立てを失わせるのです。(スマホやPCの動画やメールの詐欺でよく使われる大変卑怯な手法です)
いい大人もいれば、悪い大人もいます。
いい大人の言うことを素直に聞いて、実行してみれば、驚くほど、物事がうまく進みますよ。
私は実は、非行少年や居場所のない子どもたちのためにボランティアしたくって、子どもシェルターにお手紙と名刺を送付しようと考えていました。しかし、代表の五味さんと話あったところ、「いきなり手紙や名刺は営業的で、相手を畏怖、困惑させるかもしれないよ、人は人をなかなか信用しないものだから」と忠告をいただき、とりあえず、手紙や名刺の話は白紙にし、私は電話が苦手なのですが、勇気を出して、五味さんからかけていただいた言葉を励みに、子どもシェルターさんに電話をかけました。
いきなり名前をフルネームで名乗り、その後がなかなか出て来なくって相手側も少し戸惑っておられましたが、私自身が非行に走ったこと、居場所がなく、自分を傷つけた憂き過去があってどうしても子どもたちに寄り添いたい、子どもたちのためにできることはないかお尋ねしたところ、シェルターの担当者さんは明確な答えを丁寧に教えてくださいました。まず、ボランティアになるには、ボランティア養成講座を10回ほど受けないといけないこと、登録してもすぐに活動できるわけではないことを教えてもらいました。
やはり、いきなり長文の手紙や名刺を送らなくてよかったと思っています。私自身、交通費もこちらが出す上、お給料も一切いただきません、そういうスタンスだったので、すぐにでも無料カウンセラー要員として受容されるだろうなとの安易で単調な自己都合の考えがありました。
私はまだまだ、自分の世界でしか、物事を見れていないことを痛感しました。
やはり、頼れる人生の先輩の忠言は、しっかりと聞いた方が良いです。どう受け止め、最終的にどう行動するかは個人の責任と自由ですが、人生の先輩は、私よりもたくさんのことを知ってらっしゃいます。
そういう方は、世の中の表面的な部分ではなく、薄汚くて、きれいごとを抜いた真実が常に見えているのです。そういった大人は、時に厳しい、耳が痛くなるようなことを口にするでしょうけど、ぜひ、臆せずに、真正面から受け止めて前進していけば、決して悲しくて虚しくてやりきれない結果に終わることはないはず。
要は、自分の弱さや、自分の足りない部分を客観視する能力が、自己改革には必要なのです。
自分の弱さや狡さ、足りない部分をわざと無視してるようじゃ、いつまでたっても、しょぼい自分のままです。結局、変わるのは自分であり、どれだけ自分を冷徹に俯瞰できるか、それが人生を切り開く鍵です。
自暴自棄になり、自暴自棄を言い訳に、名誉に恵まれた他人を、けちょんけちょんに批判しても、自分の才能や能力、容姿には、何の変化も訪れません。無駄の極みです。
他人と自分の間に足りない空白を徹底的に凝視して、途方もない空白を、一から穴埋めしていくようなストイックな人間こそ、人生を切り開く資格を得ることができます。
私は現在、赤字のフェーズに入っています。(白いところは、マウスドラッグするなり、コピーするなりしてね)
26歳でここに達せたのは、代表の五味様や、心療内科の主治医の先生、主人、その他の方々のおかげです。
ありがとうございます!!
丘のいえのこどもたちにフランス語教えるの楽しみだわ。。。

初めまして。この度、非行少年・少女のカウンセラーを担当させて頂く河島桃花(かわしまももか)と申します。 かつて私は、18歳の冬に、非行少年として家庭裁判所で少年審判を受けた過去があります。(現在は27歳です) 世間の大半の大人は、やむを得ず非行に走ってしまったあなたの『悪い部分』しか見ていないかもしれませんが、非行に走ってしまったあなたたちは、少し不器用なだけだと私は思います。こちらでの活動と並行して、フリーランス作家としても活動するほこら、“10代”と対峙する子どもたちを主人公にした物語も執筆しています。
語学と音楽と小説執筆が大好きです。よろしくお願いします!