イメチェンしました!

fbt
河島です! こんばんは!
最近髪を切りました。色も変えました!
今日、「推し、燃ゆ」という芥川賞を獲得された作家さんの本を拝読しました。
推しアイドルにどっぷり耽溺する女子高生が主人公で、彼女の生きがいは、【推し】を【応援】すること。
それ以外の日常会話は破綻気味で、たとえば、片付けや提出物の管理等がどうしてもできず、たけど推してるアイドルに関する情報は完璧に集めて整理できる……そんな主人公と私が重なりました。
主人公は毎日を生きることですら必死で、やらなくてもいいことに人生を捧げている。
主人公のあかりは、推しのために(グッズ代やライブ参戦費等)バイトも沢山シフト入れてもらって頑張るのですが、バイトではなかなか要領良く仕事をこなすことができず、自責に駆られます。
私も毎日生きるのが精一杯、よりよい文章や小説を書くことで精一杯、とても未来(老後とかね)のことなど考えてる余裕が今はありません。
一日の大半を、過去と向き合う自問自答作業&小説執筆&空想に肥やしています。
周りがなんと言おうと、私にとっては、上記のルーティンは欠かせない空気や水のように必須のものなのです。
小説や空想に生かされています。そして、地獄のような過去が今を生きる原動力になっています。
主人公がバイトのシフトを入れまくっていたところは、私も昔コンビニでバイトをしていて、シフトを大量に入れてもらっていた時期がありますが、私の場合は、航空券代を稼ぐためでした。当時、フランスに同い年の恋人がいたのです。
その子と遠距離恋愛していました。その子に会うことが、唯一の生きる希望だったのです。
「推し、燃ゆ」を拝見し、昔の自分を振り返り懐かしい苦い気持ちがこみ上げました。
周りが冷めた目で見てきても、当事者にしかわからない切なる叫びを言語化し、小説という形でアドボケイト(代言)してくださった著者様(名前失念致しました(汗))には、敬意を……!
私は、漂流し自滅に走ろうとする子どもたちの気持ちを小説の中で代言しているつもりですが、まだまだ詰めが甘いことに気付かされました。
当事者の抱える根本的な悲しさ寂しさ苛立ち怒りを、浮き彫りにせねば、大人にも子どもにも伝わりません。
以前までは、大人の目線で思春期の子どもを描写しているつもりが、いつのまにか自分が思春期の子ども目線になって語っていること、多々ありました^^;
私の書いてる小説の話ですが、今では、段々と、思春期の子どもを段々鮮明に描けるようになってきました。
その分だんだんと、思春期の子どもの仕草や言動に謎が増えていきます。そういうときは、子ども時代に立ち返り、こういう考えをしているから、こういう行動を取るんだな、と確認します。確認するということは、ひどくいじめれたこと、親に虐待された絶望の私自身の思春期を思い出さねばならないので少しきついですが、それでもこどもを異型の謎という存在として捉えて描写する悲しさに比べれば、随分と生易しいものなのです。
明日は、パオボランティア活動講座の第4回、「愛着障害」についてのレポートを挙げようと思いますのでよろしくお願いします!
長々と失礼しました。寒いのでご自愛を!!
河島でしたー!(*^^*)(*^^*)

初めまして。この度、非行少年・少女のカウンセラーを担当させて頂く河島桃花(かわしまももか)と申します。 かつて私は、18歳の冬に、非行少年として家庭裁判所で少年審判を受けた過去があります。(現在は27歳です) 世間の大半の大人は、やむを得ず非行に走ってしまったあなたの『悪い部分』しか見ていないかもしれませんが、非行に走ってしまったあなたたちは、少し不器用なだけだと私は思います。こちらでの活動と並行して、フリーランス作家としても活動するほこら、“10代”と対峙する子どもたちを主人公にした物語も執筆しています。
語学と音楽と小説執筆が大好きです。よろしくお願いします!