- 2022.02.23 UP !
アウシュビッツの地獄に生きて 読了
アウシュビッツ強制収容所。
一度は耳にしたことあるのではないでしょうか。
アウシュビッツ強制収容所は、第二次世界大戦中、ナチスドイツが作った「殺人工場」です。
ユダヤ人の他、障がい者など社会的弱者なども収容され、そこで殺されたのです。
アウシュビッツといえば、ガス室での殺戮がよく知られていますが、実際は、ナチスの兵士による暴力で亡くなった人も大勢いました。そして、ガス室はみんな、苦しんで悲鳴を上げながら死んでいったのです。
著者のニューマンさんは、アウシュビッツ内のの看護婦として働き、ナチスによって殺されていく人々を沢山見てきました。また彼女自身もナチスによる暴行、虐待の犠牲となりました。
私は、10代の頃、親に、虐待されて、学校でもいじめにあったり居場所がどこにもなく
「死にたい」とよく口にしていましたが、人間が本当に「死にたい」と思う瞬間、それは、強制収容所という名の殺人工場の地獄の中でしかない、と断言できます。
虐待、いじめなどで居場所がなく、周りの大人が助けてくれず苦しんでいる子どもたち、沢山いるのは知っています。
しかし、子どもたちは、助けを求めるだじぇの「自由」があるのです。諦めずに助けてと声をあげ続ければ、誰かに救ってもらえるチャンスがわずかながら、あるかも知れないのです。
強制収容所の人たちには、助けを求める「自由」や「権利」すらなかったのです。高電圧が流れる有刺鉄線に囲まれた彼らの助けを求める声は誰にも届きません。
どうか、いま苦しんでる子どもたちは、諦めずに、まともな大人に救いを求めて欲しい。
決して悪い大人の元へ、自暴自棄になって流されないように。
この記事を読んでくれた人がいて、助けを求めている場合は、どんな内容でもいいので私にメールかコメントをくださいね。私は、頼りになる大人の人たちを少しは知っています。
学校のこと、家のこと、悩みがあったら私まで……。一緒に諦めずに幸せを掴みましょう!
河島桃花
kawashimamomoka93@gmail.com
